木部浸透性保護材 浸透性/低臭性 グラッシーウッド SE Osmosis for Natural Wood
木部浸透性保護材 浸透性/防汚性 グラッシーウッド SR Osmosis for Natural Wood
浸透性 / 非造膜 / クリア / アルコール系
木地に浸透し、塗膜を造らず無垢材の風合いを保ちます。
■ 製品概要・特長
撥水性・耐水性などの効果により木地を守ります。
「グラッシー ウッド SR/〃SE」は天然の珪化木に注目して、ケイ素をもとに作られたガラス質を主成分とし、木材に
付着する汚れなどをブロックする無垢材用の浸透性ガラスコーティング材です。
施工は至って楽なうえ、安全性があり、安心して使用できます。深く浸透しますから木地をガラス複合化する
ことができます。SRは防汚性を強化し汚れが落としやすくなっています。SEは低臭性で扱いやすくなっています。
木地の質感を活かす
無垢材の風合いを活かして、ガラス質のSiO2が木地を着色しないで保護します。
浸 透 保 護
浸透することにより木地への汚れ等を付きにくくし、カビや腐朽菌による木材の劣化を防ぎます。
木地へ深く浸透しますが、木の呼吸を妨げないのでめくれ、はがれ、割れ、ふくれが起こりません。
汚 れ 防 止
無機質のガラス質が汚れや汚染物質による素材の劣化を防止します。
安 全 性
塗布した硬化後は環境を汚染することが少なく、人体にも安全・無害性の高いものです。
「食品衛生法に適合」
■ 用 途
〇木材、木製品、無垢材などの保護・汚れ防止
使用箇所:腰板、壁板、柱、床材、欄間、長押など…
■ 使 用 法
1.汚れ・油分・塗膜を取り除き、研磨などを行い平滑にします。
(木地を着色したいときはあらかじめ水性の塗料等を水で薄め浸透させて塗布し、又は水性ステインを塗布して充分乾
燥させておきます。)
2.刷毛、ローラー、スプレー、布等で浸し塗りをして均一に、初回約30~50cc/㎡を塗布してください。
3.毛羽立った箇所は研磨して、3~30分くらいの間隔で約20~30cc/㎡を数回重ね塗りします。
4.使用量は材質により異なりますが、浸透しなくなった液は塗り伸ばすか拭き取ります。
5.乾燥後、さらに塗布すると効果的です。
6.塗り終わってから半日~1日以上養生を行います。
※紫外線防止剤を添加して紫外線カットにも対応します。
■ 特 性 等
グラッシーウッド SR(GW-SR)
グラッシーウッド SE(GW-SE)
液 性 :1液クリア (クリアのみ、調色不可)
性 状:透明~淡白色シリカ溶液
粘 度 : SR:低粘度 約3cps SE:低粘度 約4cps
硬 さ : -
指触乾燥:SR:1~3時間(塗布浸透具合による) SE:4時間以上
施工難易:容易 (塗膜のある木地には塗布できない)
容 量 : 1リットル 2リットル 4リットル 16リットル
■ 塗膜物性
塗膜硬化時間(20℃):指触乾燥 30分~数時間(浸透具合による) 標準硬化 半日~1日 最終硬化 数日
塗膜の性質:含浸性で導管に留まり、はっ水性 塗り重ねると薄膜形成
耐水性:水道水滴下1day→異常なし
耐湿性:RH98%25℃ 1day →異常なし
耐熱性:蒸気を当てる 5hr →異常なし
耐汚染性:醤油 滴下後拭取り→異常なし
クレヨン描画 洗剤で拭取り→異常なし
油性ペン描画アルコールで拭取り→異常なし
耐溶剤性:アルコール擦り10往復→異常なし
灯油 擦り10往復→異常なし
耐酸性:5%酢酸水滴下1hr→異常なし
耐アルカリ性:1%炭酸ナトリウム 1hr→異常なし
耐熱性:沸騰水滴下 1min→異常なし
■ 使用上の注意
●塗布面にほこり、水分、油脂などがないように除去して下さい。
●木材は充分乾燥した気乾(平衡)状態のものに塗布します。
●樹液などが多く本液が充分染み込まない木には適さないことがあります。
●塗装箇所の使用温度は5~50℃の範囲内。湿度85%以上は注意して塗布して下さい。
●降雨など天候の影響を受けるときは中止するか保護養生して施工して下さい。
●必要量のみ取り出し使いきり、余っても元の液へ戻さないようにして下さい。
●不具合がおきないように前もって塗布テストを行うようにして下さい。
●木地により差異があり、表面が少し濡れ色になるときがあります。
●使用のときは保護具を着用し、換気を良くし、火気を使用しない。取り扱い後は手洗い・うがいを行うこと。
●誤って飲んだときは、早急に医師の診断を受けること。
●目に入ったときはすぐに水洗いをし、早急に医師の診断を受けること。
●火気を使用してはいけません。火気の近くでも使用しないで下さい。
●小児の手の届く所、日の当たる所、高温になる所にはおかないこと。
●保管には十分注意して下さい。