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防汚性ハードコート

ガラスコート E X

Wide use/Non Primer

 1液クリア/ 中速乾燥 / アルコール系  

汎用性があり広範囲に使用でき、汚れ防止などに効果のあるコーティング材です。

​これは無機質系でありながら密着性に優れ、各種素材へ直接塗布できます。

製品概要・特長

「ガラスコートEX」は1液タイプで、常温施工により各種素材へ非晶質のガラス質を形成するコーティング材です。

 この被膜は汚れ防止に有効で耐久性、耐候性、耐摩耗性などに優れ、各種素材への付着がよく、広範囲に用いることが

できます。

​ 密 着 性 

​密着がよいので下塗りのプライマーを用いないで、各種素材(一部除く)へ直接塗布できます。

​ 汚れ防止 

​優れた汚れ防止効果により汚染物質による素材の劣化を防止します。

​ ガラス質 

​無機質のガラス質塗膜を形成する、1液で使いやすい汎用性のコーティング材です。

​ 安 全 性 

​塗布した硬化後には環境を汚染することが少なく、人体にも安全・無害性の高いものです。

​【食品衛生法に適合】

用  途

〇 各種素材の保護・汚れ防止

〇 建築物、構造物などの保護・汚れ防止・劣化防止

〇 金属の汚れ防止・防食

〇 落書き対策(落としやすい)

コンクリート面

ラッカースプレー塗布 ⇒ ガムテープではがれる

使 用 法

1.水分・脂分・汚れなどを取り除き、必要に応じ研磨等を行い塗布面を良好にします。

2.各素材への付着性はよいのですが、一部の素材・状況によっては付着性が落ちるときがあるので塗布面によく付着するか前もって塗布テストを行い、状況を確認してください。

3.吸い込みが多いときや接着が悪いときは密着プライマーを下塗りします(市販のプライマー可)

  浸み込ませる、すり込むなどを行うときはプライマーを使用しません。

4.刷毛、布、ローラー、スプレー等を使用して、ホコリの立たないきれいな所で均一塗布して下さい。

   塗布量:約30~120cc/m2(吸い込みがあるときは使用量が多くなる)

5.重ね塗りは指触乾燥以内に行うか、1回塗りで仕上げるように行います。

6.塗布後、水分・ホコリ等の悪影響を受けないようにして半日~1日以上乾燥養生します。

特 性 等

ガラスコートEX

  液 性 : クリア1液(クリアのみ、調色不可) アルコール性
  粘 度 : 低粘度 約3cps
  硬 さ : 4~5H
  指触乾燥:1時間~ 中速乾燥
  硬化乾燥:1日後
  完全硬化:数日~1週間後
  仕上がり :つや有り
  施工難易:やや難
  容 量 : 1リットル 4リットル 16リットル

塗膜物性

試料:鋼板  塗布法:刷毛塗り  膜厚:10μm

   硬 度 : 三菱ユニ鉛筆  →5H
   密着性: 碁盤目テープ法   → 100/100異常なし
   耐水性:水道水浸漬 20℃200hr  →異常なし
   耐湿性:RH98% 25℃ 240hr  →異常なし
   耐塩水性:NaCl 3% 240hr    →異常なし
   耐酸性:H2SO4 5%浸漬 20℃24時間  →異常なし
   耐アルカリ性:NaOH 5%浸漬 20℃24時間→異常なし
   耐溶剤性:灯油 500g加重10往復    →異常なし
   耐汚染性:油性ペン描画後アルコール拭き取り→異常なし
   耐熱性:80℃ 24hr  →異常なし

 

   付着性:塗装面○△ 鉄○ 非鉄金属○△ 木○ 軟質樹脂× フローリング○△(素材による)

使用上の注意

●塗布面のほこり、水分、油脂などをきれいに除去して下さい。

●コンクリート等は含水率10%以下の乾燥したものに塗布し、木材は気乾(平衡)状態の乾燥したものに塗布します。

●塗装箇所の使用温度は5~50℃の範囲内。

●降雨など天候の悪化があるときは中止か、屋内で施工して下さい。

●必要量のみ取り出し使いきり、余っても元の液へ戻さないで下さい。

●素材により塗布に差異があり、不具合が出ないように前もって塗布テストを行い確かめて下さい。付着が悪いときは目荒らしを行うか、密着プライマーを必要とします。アルミ、ステンレス等は充分に脱脂を行って下さい。場合によりプライマーが必要なときがあります。

●使用のときは保護具を着用し、換気を良くし、火気を使用しないで下さい。

●取り扱いには充分注意して、取り扱い後は手洗い、うがいを充分行います。

●飲んだときは直ちに医師の診断を受けて下さい。・目に入ったときはすぐに水洗いをして、直ちに医師の診断を受けて下さい。

●小児の手の届く所、日の当たる所、高温になる所にはおかないこと。

●保管には十分注意して下さい。

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