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木部保護材  ガラスコートウッド GC-W Antifouling for Wood

 1液クリア / 中速乾燥 / アルコール系  

​木地にガラス質の硬質被膜を造る撥水性の1液コーティング材です。

汚れ防止や耐候性もよく、木地への付着性もよくなっています。

製品概要・特長

「ガラスコートウッドGC-W」は、無機質のケイ素を主成分とするガラス質のコーティング材で、木材の表面を保護し汚れ防止に効果があります。

やや柔軟性があり木地に付着して耐候性、耐水性、撥水性などに優れています。

​ 汚 れ 防 止 

硬質で無機質の撥水性被膜が汚れや汚染物質による素材の劣化を防止します。

​ ガ ラ ス 質 

常温の塗布で無機質のガラス皮膜SiO2を形成する、1液性の木部用ガラスコーティング材です。

​ 耐 候 性 

この被膜は耐久性があり耐候性や防汚性などのほか、下地によく付着します。

​ 安 全 性 

塗布した硬化後は環境を汚染することが少なく、人体にも安全・無害性の高いものです。

「食品衛生法に適合」

用  途

〇木材、木製品、無垢材などの汚れ防止、

〇木造建築などの保護・劣化防止など

使 用 法

1.汚れ・油分・塗膜を取り除き、研磨などを行い平滑にします。事前に塗布テストを行ってください。
  塗布しない箇所はマスキング等を行い養生します。
2.木地に吸い込みがあるときは、先に目止め剤かプライマー、グラッシーウッドなどを下塗りしておきます。
  付着性が悪いときは目荒らしを行うか、プライマー等を用います。
3.刷毛、ローラー、スプレー、布等を用いてほこりの立たない所で均一に塗布してください。
4.塗り延ばし数分程度で行い、重ね塗りは約6時間以内にします。
   塗布量:約50~150cc/㎡(材質により変化する)
5.塗り終わってか水分の影響を受けないように12~24時間以上養生を行います。
 
 ※紫外線防止剤を添加混入すると日焼け防止に効果的です。

特 性 等

ガラスコートウッドGC-W

  液 性 : クリア1液(クリアのみ、調色不可)アルコール性
  外 観 : 透明~淡黄色シリカ溶液
  粘 度 : 低粘度 約3cps
  硬 さ : 4H
  指触乾燥:1時間~
  硬化乾燥:1日後
  完全硬化:約1週間
  仕上がり :つや有り
  施工難易:やや難
  容 量 : 1リットル 2リットル 4リットル 16リットル

塗膜物性

塗膜の発現:耐水性造膜 半日後
        耐溶剤性造膜 2日後
  付着性:碁盤目テープ法  →異常なし

  耐水性:水道水浸漬1mon →異常なし

  耐熱性:蒸気を当てる12hr →異常なし

  耐汚染性:醤油 滴下後拭取り →異常なし

       クレヨン描画 洗剤で拭取り→異常なし
       油性ペン描画 洗剤で拭取り→異常なし
  耐溶剤性:アルコール擦り10往復 →異常なし
       灯油 擦り10往復   →異常なし
  耐酸性:5%H2SO4 浸漬1mon →異常なし
  耐アルカリ性:飽和Ca(OH)2浸漬1mon →異常なし

使用上の注意

●塗布面にほこり、水分、油脂などがないように除去して下さい。

●木材は充分乾燥した気乾(平衡)状態のものに塗布します。

●樹液などが多く本液が充分密着しない木には適さないことがあります。

●塗装箇所の使用温度は5~50℃の範囲内、湿度85%以上は注意して塗布して下さい。

●降雨など天候の影響を受けるときは中止するか保護養生して施工して下さい。

●必要量のみ取り出し使いきり、余っても元の液へ戻さないようにして下さい。

●不具合がおきないように前もって塗布テストを行うようにして下さい。

●木地により差異があり、表面が少し濡れ色になるときがあります。

●使用のときは保護具を着用し、換気を良くし、火気を使用しない。取り扱い後は手洗い・うがいを行うこと。

●誤って飲んだときは、早急に医師の診断を受けること。

●目に入ったときはすぐに水洗いをし、早急に医師の診断を受けること。
●火気を使用してはいけません。火気の近くでも使用しないで下さい。

●小児の手の届く所、日の当たる所、高温になる所にはおかないこと。

●保管には十分注意して下さい。

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